離婚が決まり、共有名義の自宅マンションをどうするか悩んでいた田中誠一さま。
元配偶者との話し合いがなかなか進まず、財産分与の方法や売却のタイミングについて、どこに相談すればいいのか分からない日々が続いていました。
友人からクラウドハーツ・リアルエステートの不動産売却コンサルティングのことを聞き、思い切って相談を決意。
今回、不動産売却コンサルティングを受けた田中さまに詳しいお話をうかがいました。
「どうすれば公平に分けられるのか」離婚による自宅売却で混乱していた私が、納得のいく解決策を見つけられた経緯
西田:本日はお時間をいただき、ありがとうございます。
田中さま:離婚に伴う自宅の売却でお世話になりました田中と申します。
当時は精神的にも参っていて、どうすればいいのか本当に分からなかったんです。
同じような状況の方の参考になればと思い、お話しさせていただきます。
売却を考え始めた時、どのような状況でしたか?
結婚7年目で離婚することになり、5年前に購入した自宅マンションをどうするかが最大の問題でした。
住宅ローンは夫婦で連帯債務として組んでいて、残債が2,500万円ほど残っていました。
元妻は「私が住み続けたい」と言い、私は「売却して清算したい」と考えていて、話し合いが平行線のまま進まない状態が3か月ほど続いていました。
お互いに弁護士を立てて協議離婚を進めていましたが、不動産に関しては専門外とのことで、具体的なアドバイスがもらえなかったんです。
仕事も手につかず、夜も眠れない日が続いていました。
なぜ不動産売却コンサルティングを利用しようと思ったのですか?
同じように離婚を経験した友人が、不動産の扱いで後悔したという話を聞いたことがきっかけでした。
その友人から「感情的にならず、第三者の意見を聞いたほうがいい」とアドバイスされ、クラウドハーツ・リアルエステートさんを紹介してもらいました。
最初は、不動産会社に相談すればいいと思っていたのですが、友人曰く「売却ありきで話が進んでしまう」とのこと。
私自身、本当に売却するべきなのか、それとも元妻が住み続ける方法はないのか、フラットな視点で判断してくれる相談先が必要だと感じました。
正直、藁にもすがる思いでした。
コンサルティングを受けて、具体的にどんなことが分かりましたか?
まず、マンションの現在価値と住宅ローン残債を照らし合わせた結果、売却しても手元に残る金額が200万円程度にしかならないことが分かりました。
これには正直、驚きました。
さらに、元妻が住み続ける場合、私の連帯債務をどう外すか、元妻単独での借り換えが可能かどうかなど、具体的な選択肢を複数提示していただきました。
元妻の収入状況や今後の返済能力も考慮すると、借り換えは難しい可能性が高いという現実も見えてきました。
また、売却するとしたら、どのタイミングがベストなのか、市場動向も含めて教えていただけたことが助かりました。
コンサルティングを受けた後、どのような行動を取りましたか?
まず、クラウドハーツ・リアルエステートさんから提示された資料をもとに、元妻と再度話し合いの場を持ちました。
感情的な言い合いではなく、数字と事実に基づいて話ができたので、以前よりもずっと建設的な議論になりました。
結果として、売却する方向で合意し、売却代金から諸費用を差し引いた残りを半分ずつ分けることに決めました。
信頼できる不動産会社を数社紹介していただき、それぞれの会社の特徴や査定額の根拠についても丁寧に説明してもらいました。
最終的に、私たちの状況をよく理解してくれる担当者のいる会社にお願いすることにしました。
コンサルティングを受けて良かったと思う点は何ですか?
感情と事実を切り離して考えられるようになったことです。
離婚の話し合いは、どうしても感情的になりがちで、何が正しいのか分からなくなっていました。
でも、第三者の立場から客観的なデータや選択肢を示してもらえたことで、冷静に判断できるようになったんです。
また、不動産会社選びの段階でも、「どの会社が良いか」ではなく「どの会社が私たちの状況に合っているか」という視点で考えられるようになりました。
おかげで、元妻とも最終的には納得のいく形で話をまとめることができました。
これから不動産売却を考えている方へアドバイス
離婚による不動産売却は、感情が絡むため、とても難しい決断になります。
私の場合、最初は「とにかく早く終わらせたい」という気持ちだけで動こうとしていました。
でも、焦って決めてしまうと、後で後悔することになりかねません。
もしあなたが同じような状況にあるなら、まずは信頼できる第三者に相談することをおすすめします。
不動産会社に直接相談するのも一つの方法ですが、その前に、自分たちにとって何がベストなのかを整理する時間を持つことが大切だと思います。
売却するにしても、どのタイミングで、どのように進めるかで結果は大きく変わります。
一人で抱え込まず、専門家の力を借りながら、納得のいく選択をしてください。
【体験者プロフィール】
名前:田中 誠一さま
年齢:39歳
居住地:神奈川県
自己紹介:IT企業に勤務するシステムエンジニア。結婚7年目で離婚が決まり、購入5年目の自宅マンション(3LDK・70平方メートル)の処分に悩んでいた。住宅ローン残債約2,500万円を抱える中、元配偶者との財産分与について約半年かけて協議。最終的に物件を売却し、得られた資金を公平に分配することで合意した。現在は賃貸アパートで一人暮らしをしながら、週末はフットサルチームで汗を流している。
※プライバシー保護により仮名
