定年退職を機に、不動産の売却を検討していた松田京子さま。
夫の実家と自宅マンションの2拠点を持つ中で、老後の生活資金確保のため、資産の整理を考えていました。
そんな時、退職金の運用について相談していたファイナンシャルプランナーからクラウドハーツ・リアルエステートの不動産売却コンサルティングを紹介され利用。
今回、松田さまに詳しいお話をうかがいました。
「老後の生活資金を確保したい」定年退職後の資産整理で悩んでいた私が、ライフプランに合わせた判断ができた理由
西田:本日はお話をいただき、ありがとうございます。
松田さま:定年退職後の資産整理について相談させていただいた松田です。
売却を考え始めてから、どんな不安や迷いがありましたか?
夫の実家と、私たちが住んでいるマンションの2つの不動産を持っていました。
実家は築50年の木造住宅で、10年ほど前から空き家状態でした。
年に数回、掃除や庭の手入れに行くだけで、固定資産税の支払いが重荷になっていました。
一方、私たちが住むマンションは築15年で、住宅ローンもあと5年で完済予定です。
定年を迎え、退職金の運用と今後の生活設計を考える中で、2つの不動産をどうするべきか迷っていました。
実家を売却して老後資金に充てるべきか、それとも私たちの住むマンションを売却して実家に住み替えるべきか。
いろいろなシミュレーションをしてみるものの、自分たちだけでは判断がつきませんでした。
売却コンサルティングを受けた具体的な理由は何ですか?
退職金の運用について相談していたファイナンシャルプランナーから、クラウドハーツ・リアルエステートさんを紹介されたのがきっかけです。
老後の生活資金として、今ある不動産をどう活用するのが最適なのか、専門家の意見を聞きたいと思いました。
特に、実家の土地は線路に近く、今後の価値がどう変動するのか気になっていました。
また、マンションについても、この先の修繕費用や管理費の値上がりが心配で、売却も選択肢の一つとして考えていたんです。
コンサルティングで特に参考になった点は何ですか?
ファイナンシャルプランと不動産価値の両面から、具体的な数字を示してアドバイスしていただけたことです。
例えば、実家の土地は駅から徒歩15分と便利な場所にあり、最近は不動産会社からの買い取り依頼も増えているとのこと。
その理由として、住宅地として需要が高まっているという市場分析も示していただきました。
一方、私たちの住むマンションは、大規模修繕工事が5年後に予定されており、修繕積立金の値上げも検討されているそうです。
これらの情報をもとに、今後30年間の生活費や医療費なども考慮した資金計画を立てることができました。
コンサルティングの前後で変わったことは?(考え方や行動など)
「老後資金のために売らなければ」という焦りから解放され、長期的な視点で考えられるようになりました。
また、不動産を「負担」と考えるのではなく、「資産」として活用する発想が身につきました。
結果として、実家の土地を売却し、マンションに住み続けることを選択しました。
実家の売却代金は、将来の医療費や介護費用に備えた資金として確保。
マンションについては、将来の修繕費用も計算に入れた上で、終の棲家として維持していく計画を立てることができました。
これから不動産売却を考えている人へアドバイス
定年退職後の不動産に関する決断は、その後の人生を大きく左右します。
私たちの場合、最初は「とにかく現金化したい」という考えが先行していましたが、専門家に相談したことで、より広い視野で検討できるようになりました。
特に、将来の生活設計と合わせて不動産の活用を考えることの大切さを実感しています。
売却を急ぐ前に、ご自身の生活設計やライフプランと照らし合わせながら、じっくりと検討されることをおすすめします。
体験者プロフィール
名前:松田 京子さま
年齢:62歳
居住地:大阪府
自己紹介:大手銀行を定年退職。夫(65歳)と二人暮らし。築50年の実家(木造2階建・土地80㎡)と、自宅マンション(3LDK・75㎡)の2拠点を所有していたが、実家の売却を決断。売却資金は老後の生活資金として運用中。カルチャーセンターで絵手紙を習い始め、新しい趣味として楽しんでいる。
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