会社の経営状況改善のため、投資用不動産の売却を検討していた高橋正志さま。
取得から15年が経過した事務所ビルの価値がわからず、売却の時期や方法について悩んでいました。
そんな中、公認会計士からの紹介でクラウドハーツ・リアルエステートの不動産売却コンサルティングを利用。
今回、高橋さまに詳しいお話をうかがいました。
「築古物件の価値がわからない」事業用不動産特有の課題に、市場分析とデータに基づいたアドバイスで解決の道が見えました
本日はお時間をいただきまして、ありがとうございます。
投資用不動産の売却について検討していた際に、クラウドハーツ・リアルエステートさんのコンサルティングでお世話になりました高橋です。
売却を考え始めてから、どんな不安や迷いがありましたか?
15年前に投資用として購入した事務所ビルの売却を検討していました。
築年数が30年を超え、設備の老朽化も進んでいましたが、立地が良く、安定した賃料収入は得られていました。
ただ、大規模修繕の時期が迫っており、建物の維持管理費用が年々増加傾向にありました。
また、会社の事業展開に必要な資金を確保したいという思いもあり、売却を視野に入れ始めたんです。
しかし、事務所ビルの価値がどの程度なのか、いつ売却するのが最適なのか、判断がつきませんでした。
特に、一般の住宅と違って、オフィス需要の変化や経済動向に価格が左右されやすいと聞き、その見極めに不安がありました。
売却コンサルティングを受けた具体的な理由は何ですか?
当初、複数の不動産会社に相談したのですが、査定額に大きな開きがあったんです。
最高額と最低額で8,000万円もの差があり、どの金額が妥当なのか、全く判断がつきませんでした。
また、事業用不動産の場合、売却のタイミングによって税制上の優遇措置が適用できると聞き、その点も気になっていました。
そんな時、顧問の公認会計士から「中立的な立場で相談に乗ってくれる」とクラウドハーツ・リアルエステートを紹介され、コンサルティングを受けることにしました。
コンサルティングで特に参考になった点は何ですか?
一番良かったのは、オフィス市場の動向を詳しく分析していただけたことです。
例えば、私の物件がある地域では、再開発計画が進行中で、2年後には新駅が開業予定とのこと。
その影響で地価の上昇が見込まれるという情報は、大変参考になりました。
また、事業用不動産特有の価値評価の方法についても、具体的に説明していただけました。
「賃料収入」「立地」「建物のグレード」「周辺の開発計画」など、様々な要素を総合的に分析し、現在の適正価格と、今後2年間の価格予測まで示していただきました。
コンサルティングの前後で変わったことは?(考え方や行動など)
それまでは「早く売却しなければ」という焦りがあったのですが、データに基づいた市場分析を見ることで、冷静に判断できるようになりました。
また、売却時期についても、「即売却」ではなく、新駅開業後の不動産価値上昇を見据えた戦略的な計画を立てることができました。
具体的には、この2年間で最低限必要な修繕を行いながら、新駅開業後の売却を目指すことに決めました。
それまでの期間は、将来の売却を見据えて、賃料条件の見直しや、入居テナントとのコミュニケーション強化など、物件の価値を維持・向上させる取り組みを始めています。
これから不動産売却を考えている人へアドバイス
事業用不動産の売却は、一般の住宅以上に慎重な判断が必要だと感じました。
特に、市場動向や将来の開発計画など、様々な要素を考慮する必要があります。
また、売却時期によって税制面での影響も大きく変わってきます。
そのため、拙速な判断は避け、市場の専門家や税務の専門家など、複数の視点からアドバイスを受けることをおすすめします。
私の場合、コンサルティングを受けたことで、単なる「売却」ではなく、会社の経営戦略の一環として不動産を活用する視点を得ることができました。
体験者プロフィール
名前:高橋 正志さま
年齢:58歳
居住地:東京都
自己紹介:IT関連機器の卸売業を営む会社の代表取締役。15年前に投資用として購入した事務所ビル(築33年・地上5階建・延床面積850㎡)の売却を検討中。立地は都内の準商業地域で、新駅開発予定地から徒歩3分。現在の入居率は85%で、5テナントが入居。休日は会社の若手社員とフットサルを楽しむことが趣味。
※プライバシー保護により仮名