相続した不動産の売却について頭を悩ませていた中村健一さま。
母親から相続した実家と賃貸アパートの売却を考えていましたが、売却のタイミングや税金面での不安を抱えていました。
そんな中、税理士からの紹介でクラウドハーツ・リアルエステートの不動産売却コンサルティングを利用。
今回、中村さまに詳しくお話をうかがいました。
「相続した複数の不動産、いつどの順番で売却すべきか」税金面での不安が解消されて計画的な売却ができた
本日はお時間をいただき、ありがとうございます。
昨年、母の相続で不動産を引き継ぎ、売却を検討していた際にお世話になりました中村です。
売却を考え始めてから、どんな不安や迷いがありましたか?
母から相続した不動産が2件あり、一つは築45年の実家、もう一つは築25年の賃貸アパートです。
実家は私の妹家族が住んでいましたが、妹一家が転勤で引っ越すことになり、空き家になる予定でした。
賃貸アパートは6室あるのですが、半分ほどが空室で、固定資産税や維持費の支払いが負担になっていました。
両方とも売却したい気持ちはあったのですが、「相続した不動産は3年以内の売却で税制優遇がある」と聞いて、売却の時期やタイミングに迷いがありました。
また、2件同時に売却すると税金面で不利になるのではないかという不安もありました。
売却コンサルティングを受けた具体的な理由は何ですか?
顧問税理士に相談したところ、「不動産の売却価格や市場動向を踏まえた上で、税金面での助言ができる」と、クラウドハーツ・リアルエステートさんを紹介していただきました。
税理士からは税務面でのアドバイスはもらえましたが、実際の不動産市場の動きや、適正な売却価格については専門家の意見が必要だと感じていました。
特に、2件の不動産の売却順序や時期について、税金面と市場動向の両方を考慮したアドバイスが欲しかったんです。
コンサルティングで特に参考になった点は何ですか?
税理士とクラウドハーツ・リアルエステートさんが連携してくれたことで、税金と不動産市場の両面から最適な売却計画を立てることができました。
具体的には、まず実家を売却し、その後1年をおいて賃貸アパートを売却する計画を立てました。
その理由として、実家のある地域では再開発の計画があり、今後2年以内が売り時だというアドバイスをいただきました。
一方、賃貸アパートは駅前に新しいマンションが建設中で、完成後は中古物件の需要が下がる可能性があるものの、建設による周辺環境の整備で一時的に地価が上がる可能性もあると。
このような市場分析に基づいて、税金面でも最適なタイミングを見極めることができました。
コンサルティングの前後で変わったことは?(考え方や行動など)
以前は「とにかく早く売りたい」という気持ちが強かったのですが、コンサルティングを受けて「計画的に進める」という考え方に変わりました。
また、不動産会社の選び方も変わりました。
最初は知り合いから紹介された不動産会社1社としか話をしていませんでしたが、コンサルタントのアドバイスで複数の会社から提案を受けることにしました。
結果的に、実家については4社の中から信頼できる会社を選ぶことができ、想定以上の価格で売却することができました。
賃貸アパートについても、今は2社に絞って具体的な売却プランを検討しているところです。
これから不動産売却を考えている人へアドバイス
売却を急ぐ気持ちはわかりますが、まずは現状を正確に把握することが大切だと思います。
私の場合、税金面の知識が不足していたため、早まった判断をするところでした。
また、一つの不動産会社からの査定額を鵜呑みにせず、市場の動向や将来性も含めて検討することをおすすめします。
特に相続した不動産の場合は、税制上の特例もあるので、専門家に相談しながら進めることで、結果的に大きな差が出ると実感しています。
体験者プロフィール
名前:中村 健一さま
年齢:53歳
居住地:千葉県
自己紹介:外資系メーカーで営業部長として勤務。昨年、母(享年82歳)の他界により千葉県内の実家(築45年・土地170㎡)と賃貸アパート(築25年・6室)を相続。実家は既に売却完了し、賃貸アパートは来年の売却を目指して準備中。休日は筋トレとゴルフで気分転換。
※プライバシー保護により仮名