体験談(不動産売却コンサルティング)

藤田 真由美さま|離婚による住宅ローン返済の悩み。専門家のアドバイスで、新しい生活への第一歩を踏み出せた

離婚協議が進む中、夫婦で購入したマンションの住宅ローン返済に頭を悩ませていた藤田真由美さま。パート収入だけでは返済が難しく、かといって売却すべきか判断がつかない日々が続いていました。

共有名義の解消や、娘さんの学校のことも考えると、何から手をつければいいのか分からず途方に暮れていたそうです。

そんな時、友人からクラウドハーツ・リアルエステートの不動産売却コンサルティングを紹介され、相談することを決意。今回、不動産売却コンサルティングを受けた藤田さまに詳しいお話をうかがいました。

「このまま住み続けるべきか、それとも売却すべきか」住宅ローンと向き合いながら、娘との新生活を選択できた理由

代表 西田:本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。

藤田さま:こちらこそ、ありがとうございます。離婚で不動産売却を経験した藤田と申します。当時は本当に不安でいっぱいでしたが、今は娘と穏やかに暮らせています。

離婚が決まった時、住宅ローンについてどんな不安がありましたか?

一番の不安は、残債が3,000万円もあったことです。5年前に新築で購入したマンションで、35年ローンを組んでいました。

離婚後、私のパート収入だけでは月々12万円の返済を続けるのは無理でした。でも、娘は小学3年生になっていて、仲の良い友達もできていたので、できれば転校させたくないという気持ちもあったんです。

夫は「売却して残債を折半しよう」と言っていましたが、売却額が残債を下回ったらどうなるのか、その場合の負担はどうするのか、考えるだけで胸が苦しくなりました。

共有名義をどう解消するかも分からず、弁護士さんに相談しても「不動産のことは専門家に」と言われて、どこに相談すればいいのか途方に暮れていました。

売却コンサルティングを受けようと思ったきっかけは?

同じように離婚を経験した友人が、「不動産のことで悩んでいるなら相談してみたら」と教えてくれたのがクラウドハーツ・リアルエステートさんでした。

最初は「コンサルティング」という言葉に少し身構えてしまったんですが、押し売りされる心配がないと聞いて安心しました。

正直、不動産会社に直接相談するのは怖かったんです。営業されて、勢いで決めてしまいそうで。

でも、クラウドハーツ・リアルエステートさんは売却する・しないの判断も含めて、私の状況に合わせて考えてくれると知り、思い切って相談することにしました。

娘の学校のこと、今後の生活費のこと、元夫との関係のこと、全部ひっくるめて話を聞いてもらえたことが本当にありがたかったです。

コンサルティングで特に役立ったアドバイスは?

まず、駅徒歩7分という立地を活かせば、残債を上回る価格で売却できる可能性が高いと教えていただいたことです。

新築で購入した時は4,200万円でしたが、周辺の中古マンション相場を調べてもらったところ、3,500万円前後で取引されていることが分かりました。

最初は「残債より安くなるかも」と不安でしたが、具体的な数字を見せてもらえたことで、売却という選択肢が現実的に感じられるようになりました。

それから、売却のタイミングについてもアドバイスをいただきました。娘の学年が上がる前の春休み期間に引っ越せるよう、逆算してスケジュールを立てることができたんです。

共有名義の解消についても、離婚協議の中でどう進めればいいか、具体的な手順を教えていただきました。おかげで、元夫との話し合いもスムーズに進みました。

実際に売却を進める中で大変だったことは?

内覧の準備は想像以上に大変でした。小学生の娘がいる生活感のある部屋を、どうやって綺麗に見せるか悩みました。

クラウドハーツ・リアルエステートさんからは「生活感を消しすぎる必要はないけれど、清潔感は大切」とアドバイスをいただき、週末を使って少しずつ片付けを進めていきました。

娘には「新しいお家に引っ越すんだよ」と伝えていましたが、内覧のたびに知らない人が家に来ることに戸惑っている様子もありました。それでも「ママ、頑張ろうね」と言ってくれた時は、胸がいっぱいになりました。

売却価格の交渉でも、最初の購入希望者からは3,300万円の提示があり、残債を返せるか微妙なラインでした。

でも、紹介してくださった不動産会社の担当者が丁寧に交渉してくれて、最終的には3,480万円で売却が決まりました。諸費用を差し引いても、残債を完済できたことに心から安堵しました。

売却後、生活や気持ちにどんな変化がありましたか?

まず、毎月12万円のローン返済から解放されたことで、気持ちがすごく楽になりました。今は家賃7万円の賃貸マンションで娘と二人暮らしをしていますが、無理のない範囲で生活できています。

娘も新しい学校にすぐに馴染んでくれて、「前より友達が増えた」と嬉しそうに話してくれるんです。週末は娘と過ごす時間が増えたことも大きな変化でした。

離婚という辛い出来事でしたが、売却を決断したことで「これからは私たちの新しい生活なんだ」と前向きに考えられるようになりました。あの時、相談して本当に良かったと思っています。

これから不動産売却を考えている方へアドバイス

離婚で不動産をどうするか悩んでいる方は、まず専門家に相談することをおすすめします。

私は最初、誰にも相談せず一人で決めようとしていました。でも、住宅ローンのことも税金のことも分からないことだらけで、専門家の力を借りて本当に助かりました。

特に、住宅ローンが残っている場合は、売却価格や残債の処理について、きちんと計算してもらうことが大切です。

感情的になりやすい時期だからこそ、中立な立場でアドバイスしてくれる人の存在は本当に心強いです。売却するかどうか迷っている段階でも、相談する価値は十分にあると思います。

私の場合は売却という選択をしましたが、人によっては別の方法が最適かもしれません。自分だけで抱え込まず、まずは一歩踏み出してみてください。


【体験者プロフィール】
名前:藤田 真由美さま
年齢:38歳
居住地:神奈川県
自己紹介:大手スーパーでパート勤務。5年前に購入した新築マンション(3LDK・70㎡)を、離婚を機に売却。駅徒歩7分の好立地を活かし、住宅ローン残債3,000万円を上回る価格での売却に成功。現在は賃貸マンションで9歳の娘と二人暮らし。週末は娘とクッキング教室に通うのが楽しみ。
※プライバシー保護により仮名


西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)

不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超。 【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表 【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士

関連記事

アーカイブ
TOP
目次