働き方が大きく変わり、週の半分以上を自宅で過ごすようになった木村直樹さま。
賃貸マンションの狭さに限界を感じ、のびのびと子育てができる環境を求めて不動産購入を検討し始めました。
しかし、従来の「通勤ありき」ではない住宅選びに戸惑い、何を基準に選べばよいのか分からなくなっていたそうです。
そんな時、会社の先輩からクラウドハーツ・リアルエステートの不動産購入コンサルティングを教えてもらい、利用を決意されました。
今回、木村さまに詳しいお話をうかがいました。
「駅近じゃなくてもいいかも」働き方が変わった今、本当に必要な住環境とは何かを見つけ出せた
代表 西田:
本日はお時間をいただき、ありがとうございます。
木村さま:
リモートワークをきっかけに住宅購入を決めた木村です。
働き方の変化で住まい選びに迷っている方の参考になればと思います。
購入を考え始めたきっかけは何でしたか?
きっかけは働き方の変化ですね。
会社の方針で週3日はリモートワークになり、自宅で過ごす時間が一気に増えました。
今まで住んでいた2DKの賃貸マンションは、寝るだけの場所としては十分でした。
でも、仕事部屋がないため、リビングの片隅にデスクを置いて作業していたんです。
妻も在宅で仕事をすることがあり、2歳の子どもがいる中での作業は本当に大変でした。
昼寝している間しか集中できず、オンライン会議のたびに妻が外出してくれることもありました。
さらに、成長するにつれて部屋が手狭になってきたことも気になっていたんです。
このままでは家族みんながストレスを抱えてしまうと感じ、思い切って購入を検討し始めました。
物件選びで最も悩んだポイントは何ですか?
今までの常識が通用しなくなったことです。
以前なら「駅から徒歩10分以内」が絶対条件だったはずなんです。
でも、週に2日しか通勤しないなら、駅から少し離れていても問題ないんじゃないか。
そう考え始めると、選択肢が一気に広がってしまって。
郊外の広い一戸建てにも魅力を感じましたし、駅近の中古マンションも捨てがたい。
予算は4000万円前後を考えていましたが、エリアによって同じ予算でも全く違う物件が買えるんですよね。
自然が多い郊外なら庭付きの新築一戸建て、都心寄りなら築10年の3LDKマンション。
どちらが正解なのか、自分たちだけでは判断がつきませんでした。
将来、完全リモートになるかもしれないし、逆に出社が増えるかもしれない。
そんな不確実な状況で、数十年住む家を決めるのは本当に難しかったです。
コンサルティングを受けようと思った決め手は何ですか?
会社の先輩が「リモートワーク前提の家選びは、従来の常識とは違う視点が必要だよ」と教えてくれたんです。
その先輩もクラウドハーツ・リアルエステートさんのコンサルティングを受けて購入を決めたそうで。
私たち夫婦も、目先の便利さだけで決めていいのか不安があったので、意見だけでも聞いてみることにしました。
また、娘の教育環境も気になっていました。
学区の評判や公園の有無、治安の良さなど、子育て世代として重視すべきポイントが分からなかったんです。
インターネットで調べても情報が多すぎて、何が本当に大切なのか見えてこない。
そんな状況を整理したかったのも理由の一つです。
実際にコンサルティングを受けて、どんな気づきがありましたか?
まず驚いたのが、私たちが見落としていた「資産価値」という視点です。
正直、資産価値なんて売却する時のことだから、何十年も先の話だと思っていました。
でも、「10年後に働き方や家族構成が変わった時、選択肢を持てる物件を選ぶべき」と言われて、なるほどと。
例えば、私たちが候補にしていた郊外の新築一戸建ては、確かに広くて快適そうでした。
しかし、その地域は人口減少が進んでいて、将来の資産価値に不安があるとのこと。
一方、駅から徒歩15分の中古マンションは、再開発が予定されているエリアで、将来性が高いという分析もいただきました。
また、子育て環境についても具体的なアドバイスをもらえました。
公園が近いのは良いけれど、その公園の治安や管理状況も重要だと。
実際に現地調査の際、昼間は静かでも夜は若者のたまり場になっている公園があることを教えていただきました。
こういった情報は、自分たちだけでは絶対に気づけなかったと思います。
最終的にどんな物件を選ばれましたか?
駅から徒歩18分の中古一戸建てを購入しました。
築8年、4LDKで庭も30㎡ほどあり、価格は3980万円でした。
駅距離だけ見ると「ちょっと遠いかな」と最初は感じていた物件です。
でも、コンサルティングで教わった視点で見直してみると、この物件の良さが見えてきました。
周辺には認可保育園や小学校があり、徒歩圏内に小児科も2つある環境。
さらに、駅までのバス便が朝夕は15分間隔で運行していて、通勤時の不便さもカバーできます。
建物の状態も良好で、前の所有者がしっかりメンテナンスをしていたことが分かりました。
何より、一緒に価格交渉にのぞめたことで、当初の提示価格4100万円から120万円値引きしてもらえたんです。
浮いた予算で、仕事部屋の防音対策や子ども部屋の改装もできました。
購入後の生活はいかがですか?
想像以上に快適です。
仕事部屋を確保できたことで、オンライン会議も気兼ねなくできるようになりました。
妻も在宅ワークがしやすくなったと喜んでいます。
娘は庭で遊ぶのが大好きで、毎日のびのびと過ごしています。
近所の公園も広くて安全なので、休日は家族で散歩を楽しんでいますよ。
通勤は以前より少し時間がかかりますが、週に2回程度なので苦になりません。
むしろ、電車の中で読書する時間が貴重なリフレッシュタイムになっています。
何より、将来のことを考えても安心できる選択ができたという満足感がありますね。
もし働き方が変わっても、この立地なら資産価値を維持しやすいという話を聞いているので。
これから購入を考えている方へアドバイス
リモートワークが普及した今、住宅選びの「正解」は人それぞれ違うと思います。
だからこそ、自分たち家族にとって何が大切なのかを整理することが重要に感じました。
私たちの場合、最初は「駅近」という条件に固執していました。
でも、本当に必要なのは「通勤の便利さ」ではなく「働きやすい環境」と「子育てしやすい環境」だったんです。
その気づきがあったからこそ、納得できる物件に出会えました。
あなたも、今の働き方や家族の状況だけでなく、5年後、10年後の変化も想像してみてください。
私たちが見落としていたポイントはたくさんありましたし、プロの目線があったからこそ安心して決断できました。
【体験者プロフィール】
名前:木村 直樹さま
年齢:34歳
居住地:神奈川県
自己紹介:IT企業でシステムエンジニアとして勤務。週3日のリモートワーク制度導入を機に、家族3人でゆったり暮らせる住環境を求めて不動産購入を決意。当初は駅徒歩10分以内の物件に絞って探していたが、コンサルティングを通じて「資産価値」と「ライフスタイルの変化」という新たな視点を得る。最終的に徒歩18分圏内の中古一戸建て(築8年・4LDK・3980万円)を購入し、仕事部屋を確保した快適な在宅ワーク環境と、娘がのびのび遊べる庭のある暮らしを実現。休日は家族で近所のサイクリングロードを散策している。
※プライバシー保護により仮名
