体験談(不動産購入コンサルティング)

松岡 真由子さま|憧れの一戸建てを賢く購入!建物の構造から土地の選び方まで、知っておくべきポイントとは?

フラワーアレンジメント教室を主宰する松岡真由子さまは、愛犬と過ごせる庭付き一戸建てを探していました。

駅徒歩17分の築35年という中古物件に出会いましたが、建物の状態や土地の価値に不安を感じていたそうです。

そんな時、クラウドハーツ・リアルエステートの不動産購入コンサルティングを利用し、専門家の視点から物件を評価してもらうことに。

今回、その松岡さまに詳しいお話をうかがいました。

「庭付き一戸建ての夢」を叶えるために、築35年の物件に隠されたリスクと可能性を見極めた方法

代表 西田:本日はお時間をいただき、ありがとうございます。

松岡さま:こちらこそ、よろしくお願いします。フラワーアレンジメント教室を自宅で開いている松岡です。念願の一戸建て購入の際に、コンサルティングを受けました。

一戸建て購入を考え始めたのは、どんなきっかけでしたか?

5年前に保護犬のゴールデンレトリバーを迎えてから、ずっと庭付きの家が欲しいと思っていました。マンションだと散歩の回数も多く、大型犬には少し窮屈そうで。

それに、自宅でフラワーアレンジメント教室を開いているので、生徒さんが気兼ねなく通える環境も必要でした。

マンションだと、エレベーターや廊下で他の住民の方とすれ違う時に気を遣うんですよね。

当初は新築の一戸建てを探していたのですが、神奈川県内で庭付きとなると、予算が5,000万円を超えてしまって。

夫と相談した結果、中古物件も選択肢に入れることにしたんです。

気に入った物件に出会ってから、どんな不安がありましたか?

駅徒歩17分で120平米の敷地、しかも庭が南向きという理想的な物件を見つけました。ただ、築35年という古さが気になって。

内覧した時は「この家、本当に大丈夫なのかな?」って不安でいっぱいでした。壁にひび割れがあったり、床がギシギシ鳴ったり。

天井のシミを見つけた時は、雨漏りしているんじゃないかと心配になりましたね。それに、シロアリの被害がないかも気になりました。

不動産会社の方は「リフォームすれば問題ありませんよ」と言ってくれるのですが、具体的にどこまでリフォームが必要なのか、費用はいくらかかるのか、素人の私たちには判断できませんでした。

購入コンサルティングを受けようと思った理由を教えてください

ママ友が中古マンションを購入した際に、クラウドハーツ・リアルエステートさんを利用したと聞いて興味を持ちました。

「売る側じゃなくて、買う側の立場で相談に乗ってくれるから安心だよ」と教えてもらったんです。

実は、不動産会社の営業さんが熱心に勧めてくれる物件ほど、本当に良い物件なのか疑問に感じていました。

「この会社、売りたいだけなんじゃないの?」という気持ちがどこかにあったんですよね。

第三者の専門家に、建物の状態や土地の価値を客観的に評価してもらいたいと思いました。

特に築35年という古さで、あと何年住めるのか、リフォームの優先順位はどうすべきか、具体的なアドバイスが欲しかったんです。

コンサルティングで特に役立ったのは、どんなアドバイスでしたか?

建物の構造について、専門家の視点で詳しく説明してもらえたことです。

ただ、屋根が劣化しているため、雨漏りのリスクが高いと指摘されました。天井のシミは、やはり過去に雨漏りがあった痕跡だそうです。

「まず屋根の修繕を優先すべきです。次に給湯器などの設備交換、内装は最後でも大丈夫ですよ」と、リフォームの優先順位を具体的に示してくれました。

これで、300万円という予算内で計画的にリフォームできる見通しが立ったんです。

また、土地については「この地域は住宅地として人気があり、資産価値は維持しやすい」と評価していただきました。

駅徒歩17分という距離も、犬の散歩に適度な距離だと前向きに捉えられるようになりました。

物件を決断する上で、一番心配だったことは何でしたか?

やはり、建物の耐用年数があとどれくらいあるのかという点でした。「10年後にまた大きなリフォームが必要になって、結局お金がかかるのでは?」という不安があったんです。

コンサルティングでは、建物の構造体はしっかりしているので、適切なメンテナンスをすれば30年以上は住めると教えていただきました。

それを聞いて、安心して購入を決断できました。

もう1つ心配だったのが、周辺環境です。近所にどんな方が住んでいるのか、騒音やトラブルはないのか。

クラウドハーツ・リアルエステートさんから「何度か時間帯を変えて周辺を歩いてみてください」とアドバイスをいただき、平日の昼間、夕方、休日と3回ほど訪れました。

静かな住宅街で、犬の散歩をしている方も多く、安心できる環境だと確認できました。

コンサルティングを受けて、考え方や行動で変わったことはありますか?

物件を見る目が変わりました。

以前は「きれいかどうか」「広いかどうか」という表面的なことばかり気にしていました。

でも今は、基礎の状態、配管の位置、日当たりの変化など、長く住むために本当に大切なポイントに目が向くようになったんです。

内覧の際も、床下を覗いたり、壁を軽く叩いて音を確認したり、プロの視点を少しずつ身につけられた気がします。

また、「完璧な物件」を探すのではなく、「自分たちの暮らしに合った物件」を選ぶという考え方に変わりました。

駅から少し距離がありますが、愛犬との散歩を楽しめる距離。年数は経っていますが、リフォームで自分好みの空間にできる。

マイナス面を受け入れつつ、自分たちにとってのメリットを見つけられるようになりました。

これから購入を考えている方へアドバイス

中古物件を検討している方は、ぜひ専門家の意見を聞いてみることをおすすめします。

不動産会社の営業さんは親切で丁寧なのですが、やはり売る側の立場です。中立的な立場の方に建物をチェックしてもらうことで、安心して判断できると思います。

特に築年数が古い物件は、見た目だけでは判断できない部分が多いんですよね。

私も最初は「古い家は怖い」と思っていましたが、構造がしっかりしていれば長く住めるということを知りました。

新築にこだわらず、中古物件も選択肢に入れると、予算内で理想に近い物件に出会えるかもしれません。

来月、リフォームが完了して引っ越す予定です。愛犬が庭で走り回る姿を想像すると、今からワクワクしています。


【体験者プロフィール】
名前:松岡 真由子さま
年齢:42歳
居住地:神奈川県
自己紹介:フラワーアレンジメント教室を主宰。庭付き一戸建てを探していたところ、駅徒歩17分の築35年の物件に出会う。300万円のリフォームを経て入居予定。120平米の敷地に、3SDK・88平米の2階建て。夫と愛犬(ゴールデンレトリバー)との暮らしを楽しみにしている。
※プライバシー保護により仮名


西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)

不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超。 【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表 【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士

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